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2019年はアニメ映画が熱い!注目作品をピックアップ(後編)

前編では、2019年に公開予定のアニメ映画の中から、公開日が決定している注目作品を8作品ピックアップしてご紹介しました!

 

改めて、2019年公開予定のアニメ映画の作品一覧をご覧ください。

 

後編となる今回は、まだ公開日が未定の注目作品をピックアップしたいと思います。今回ももちろんなんでもランキング編集部の独断と偏見でございます。早速いきましょう!



冴えない彼女の育てかた Fine

 

 

 

 

あの「冴えない彼女の育てかた」が劇場作品として2019年登場予定です!原作は丸戸史明さんによるライトノベルで、2015年1月にフジテレビのノイタミナ枠で第1期が放送されました。また、第1期のその後を描いた第2期として、2017年4月からは「冴えない彼女の育てかた♭」が放送されました。

 

オタク高校生の安芸倫也が、同人ゲームを作るべく、クライスメイトの加藤恵をメインヒロインに、柏木 エリのペンネームでイラストレーターとして活動していた澤村・スペンサー・英梨々、霞詩子のペンネームで小説を書いていた霞ヶ丘詩羽らを仲間に加え、メンバーそれぞれが衝突しながらも協力し合って同人ゲームを作り上げていく。

 

第2期である「冴えない彼女の育てかた♭」は、英梨々と詩羽が離れることになるが、倫也と恵は共に新作を作ることを決意して幕を閉じました。

 

冴えない彼女の育てかた」の魅力は、なんといってもキャラクター一人ひとりの持つ個性と存在感、それらが織りなす人間模様ではないでしょうか。それぞれが自分自身の強さ、弱さ、こだわりや迷いを抱え、自覚しながらも進んでいくゲーム作り。自分が本当にやりたいことは何か?打ち込みたいものは何なのか?各キャラクターの心の葛藤や、衝突を通して、それぞれが自分で答え、進みべき道を見つけ出していく様子は非常に共感性が高いです。

もちろん、時にコミカルに、時に人の感情をシリアスの描き出すストーリーもとても魅力的な作品です。

 

加藤恵澤村・スペンサー・英梨々霞ヶ丘詩羽。この3人は、生い立ち・性格・立ち振る舞い・得意・不得意が、本当に絶妙のバランスの中で存在していると感じます。そして3人はお互いを心の奥で認め合っていると感じられる部分もいいものでした。

 

3人とも、倫也に引っ張られてゲーム制作に“協力”し、自分の役割を果たしていますが、どこか倫也という存在を求めており、その存在に救われていると感じる描写も多かったですね。もちろん可愛いのですが、単にキャラクターとして可愛いという側面以上に、作品の魅力を高めるスパイスとして効いてます。

 

劇場版となる今作「冴えない彼女の育てかた Fine」は、TVシリーズに続くストーリーが描かれるようです。TVシリーズで監督を務めた亀井幹太さんが総監督を務め、原作者である丸戸史明さんは引き続き脚本を担当されます。どんなストーリーになるのか楽しみですね!

公開日はまだ未定なので続報を待ちましょう。


公式サイト:https://saenai-movie.com/



②映画 この素晴らしい世界に祝福を! 紅伝説

 

 

 

 

2016年1月に第1期が、そして2017年1月からが第2期がTV放送された「このすば」も、いよいよ劇場公開です!タイトルは「映画 この素晴らしい世界に祝福を! 紅伝説」。

金崎貴臣さん(監督)、上江洲誠さん(シリーズ構成)、菊田幸一さん(キャラクターデザイン)、甲田雅人(音楽)といった主要スタッフ陣はTVシリーズからの続投となりますが、アニメーション制作はスタジオディーンから、J.C.STAFFに変更となります。

 

主人公のカズマは、不慮の事故(なんとも言えない事故)で命を落としましたが、アクアという女神と出会い、異世界に転生させられることになります。その際、カズマはアクア自身を異世界へ持っていくものとして指定。二人で異世界での暮らしが始まります。

その後、アークフィザードのめぐみん、クルセイダーのダクネスらを仲間とするのですが、“駄女神”のアクア、“爆裂魔法狂”のめぐみん、“変態”のダクネスがトラブルメーカーすぎて、全然旅は進みません。だがそれでいい。カズマたちパーティメンバーや、周囲の人々、魔王軍たちとの絡みをただ延々と見続けていられる、見続けていたいと心から思えました。なんというか、実家のような安心感を感じずにはいられない良さが「このすば」の魅力ではないでしょうか。

 

TVシリーズでは、キャストたちのアドリブも炸裂しており、アニメ本編だけでなく、ラジオやイベントでもその面白さは相当なものでした。各キャラクターの個性と、それを増幅させたキャスティングの絶妙さも素晴らしかったです。

 

今作「映画 この素晴らしい世界に祝福を! 紅伝説」ですが、キービジュアルではめぐみんがメインで描かれていることから、めぐみんおよび、紅魔族にスポットが当たった展開になりそうですが、荒野に立つめぐみんはどこかシリアスな表情…なぜでしょう、なんだか問題行動→トラブルのフラグにしか見えません。

公開日の決定と続報を待ちましょう!

 

公式サイト:http://konosuba.com/




青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない

 

 

 

 

アニメ化もされたライトノベルさくら荘のペットな彼女」の著者である鴨志田一の、「青春ブタ野郎シリーズ」のアニメ化です。

 

すでに2018年秋アニメとして、「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」が放送中です。このアニメ、個人的には2018年秋アニメでトップクラスに楽しませてもらっています。主人公である梓川咲太と桜島麻衣先輩のカップルは、「化物語」の阿良々木暦戦場ヶ原ひたぎカップルに匹敵するくらい個人的にはハマっております。オープニングテーマであるthe peggiesの「君のせい」もなかなかキャッチーで疾走感があってお気に入りです。

 

そんな“青ブタ”ですが、2019年には「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」が劇場作品として公開予定です。この連続的なタイミングは嬉しいですね。

 

「青ブタシリーズ」の作品世界を語る上で、“思春期症候群”は外せないキーワードです。

“思春期症候群”は、思春期の少年少女の身に起きる不思議な現象の数々ですが、たとえば桜島先輩は、周囲に人間から姿が見えなくなり、その存在自体も周囲の人々の記憶から消えてしまったりします。主人公の梓川咲太は、そんな思春期症候群を解決するために動いていきます。

このあたりは、「物語シリーズ」における怪異の存在や、「ココロコネクト」における人格の入れ替わりなどの現象に近いかもしれません。

放送中の「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」でも、“思春期症候群”を解決していく過程で、発症したキャラクターが自分と向き合ったり、潜在的な悩みを解決したりしていき、周囲の人間関係も変化を見せていきます。

 

今作「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」は、電撃文庫から「青春ブタ野郎シリーズ」の6巻目として刊行されています。

TVシリーズ青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」にも登場する謎の少女・牧之原翔子と梓川咲太を中心に物語は展開されます。まずは続報を待ちましょう。

 

個人的には、「物語シリーズ」のように、「青春ブタ野郎シリーズ」もどんどんTVアニメ、劇場アニメ化していくことを期待したいと思います!

 

<イントロダクション>

原作小説第6弾「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」、第7弾「青春ブタ野郎はハツコイ少女の夢を見ない」を描く、アニメ「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」が2019年に劇場上映決定!!江ノ島からほど近いとある高校に通う梓川咲太と桜島麻衣、そして謎に包まれた少女、牧之原翔子。お互いを想い、それぞれの願いが交差する物語がここに描かれる――

 

公式サイト:https://ao-buta.com/themovie/



甲鉄城のカバネリ海門決戦~

 

 

甲鉄城のカバネリ 設定資料集

甲鉄城のカバネリ 設定資料集

 

 

 

甲鉄城のカバネリ」は、フジテレビのノイタミナ枠で2016年4月からTV放送されました。

荒木哲郎さん(監督)、大河内一楼さん(シリーズ構成・脚本)、澤野弘之さん(音楽)、美樹本晴彦(キャラクター原案)という豪華スタッフが顔を揃え、さらにオリジナル作品であったことから、放送前から非常に注目を集めていた作品です。

 

噛み付いた人間を不死の怪物に豹変させてしまう「カバネ」という存在、そんなカバネの増殖によって、人間の世界が侵食され、壊滅させられそうになっている世界が舞台です。そんなカバネから逃れるため、防御力と機動性を極限まで高めるために作られた駿城(はやじろ)という装甲された蒸気機関車も存在します。“甲鉄城”とは、その駿城の一つです。

 

主人公の生駒は、カバネを倒すことができる武器である「ツラヌキ筒」などを独自に開発。しかし、カバネと交戦中に自身が噛まれてしまいます。ウイルスの侵食はなんとか食い止めたものの、半カバネというべき存在である“カバネリ”となってします。そんな中、同じくカバネリである無名と出会い、甲鉄城の人々から警戒されながらも共に旅を続け、度重なるカバネの撃退という成果をあげることで、甲鉄城の仲間から信頼を得ていきます。

 

今作、「甲鉄城のカバネリ海門決戦~」では、生駒たちを乗せた甲鉄城は日本海に面する廃坑駅である“海門”(うなと)にたどり着きます。

公開されているティザーPVをみるかぎり、今回は無名にスポットを当てながら、カバネとの激闘が描かれそうです。

TVシリーズ終盤でも、カバネを狩る精鋭部隊・狩方衆の首領である美馬の秘めたる謎が描かれましたが、今回の攻防の地となる海門にも、どうやら秘密があるようです。その秘密とは何なのか?人類に光明は射すのか?という点も注目ですね。

 

甲鉄城のカバネリは、カバネVS人類の絶望的な戦いはさることながら、甲鉄城から感じるスチームパンクさ、また無名ちゃんの可愛さと圧倒的な戦闘力など、多様な魅力を内包しています。迫力の戦闘シーンや甲鉄城の疾走、澤野弘之さんの劇伴は、きっとスクリーンでこそさらに輝くこと間違いなし。公開が楽しみです。

 

<イントロダクション>

世界中に産業革命の波が押し寄せ、近世から近代に移り変わろうとした頃、突如として不死の怪物が現れた。後にカバネと呼ばれる事になるそれらは、鋼鉄の皮膜に覆われた心臓を持ち、噛んだ者までもカバネにしてしまう。カバネは爆発的に増殖し、全世界を覆い尽くしていった。極東の島国である日ノ本(ひのもと)で、分厚い装甲に覆われた蒸気機関車、通称・駿城(はやじろ)の一つ、甲鉄城(こうてつじょう)に乗り込んだ生駒たちは、熾烈な戦いを潜り抜け、カバネと人の新たな攻防戦の地、日本海に面する廃坑駅「海門」(うなと)に辿りついた。生駒たちは、同じくカバネから「海門」を奪取せんとする、玄路、虎落、海門の民と「連合軍」を結成し、カバネ撃退の策を立てるのだが、「海門」の地にはある“秘密”が隠されていたのだった-(©カバネリ製作委員会)

 

公式サイト:https://kabaneri.com/





蒼穹のファフナー THE BEYOND

 

 

 

 

2014年7月にTV放送された「蒼穹のファフナー」。舞台は西暦2146年、南海の孤島“竜宮島”です。謎の生命体・フェストゥムの侵略に対して、島に人々はフェストゥムへの対抗組織であるアルヴィスを組織。人型決戦兵器であるファフナーに搭乗して戦う少年少女たちの姿を描いた人気作品です。

2015年に「蒼穹のファフナー RIGHT OF LEFT」、2010年に「蒼穹のファフナー HEAVEN AND EARTH」、2015年には「蒼穹のファフナー EXODUS」とTVシリーズや劇場作品が作られており、TVシリーズ第1期の前後の物語が補完され、世界観は大きな広がりをみせています。

 

人型決戦兵器とそれに搭乗する少年少女、要塞都市、未知の適性生命体との戦いなど、作品を構成するキーワードを並べると「エヴァンゲリオン」シリーズに通じるものもありますね。

 

ファフナーシリーズは多くの登場人物や、専門用語、兵器、複雑な設定なども登場しますが、それらは作品の世界観をより強固なものにしており、観れば観るほどファフナーの物語に侵食されていく感覚を味わった記憶があります。

また、竜宮島が意志を持って動かすことができる島であり、ノスタルジックな日常の風景と、要塞都市としてのシステマチックな側面の対比が、その魅力をさらに引き立てています。(個人的には広島・尾道鞆の浦聖地巡礼まで出かけた思い出もあります。)

 

今作、「蒼穹のファフナー THE BEYOND」は劇場作品として公開されるのですが、なんと全部で12話あり、2019年から順次公開されていくようです。(完結はいつなんだ?!)

完全新作となりますが、詳細なストーリーは明らかになっていません。キービジュアルでは総士と一騎はまっすぐにこちらを見つめています。そして破壊された街並み…ここはどこなんでしょうか…竜宮島?

PVでは「第五次蒼穹作戦」との文字があるので、EXODUS後のストーリーとなることは間違いなさそうです。

続報を待ちましょう!!

 

公式サイト:http://fafner-beyond.jp/




いかがでしたでしょうか?!2019年のアニメ映画のラインナップ、豪華すぎますね。何回映画館に行くことになるのでしょうか。

ぜひ感想はATASHIにガンガン投稿してください〜!

 

個人的には、そろそろ秋葉原あたりにアニメ専用の映画館がほしいところです。角川シネマ新宿さんもアニメ専用になりましたが、もっとたくさんほしい。。